古生代からの第2巻目。
約2億5200万年前に始まった「三畳紀」:恐竜時代の黎明期
約2億100万年前から始まった「ジュラ紀」:本格的な恐竜時代
約1億4500万年前から始まった「白亜紀」:爬虫類が地位を盤石にした時代
恐竜たちが生きていた1億8600万年間は、恐竜が巨大化し、種類を増やし、多くの羽毛恐竜が現れ、水棲爬虫類(魚竜類、クビナガ竜類、モササウルス類)・翼竜類(空飛ぶ爬虫類)も繁栄した時代だった。
約200あまりのイラストと写真を掲載し、文字での説明を十分に補足している。
<目次>
第1章:再開の時代
爬虫類時代の始まり
大量絶滅の生き残り
生態系の再構築にかかった時間
時代が変わっても、上位のまま
台頭する爬虫類ー海
防御の進化の始まり
台頭する爬虫類ー陸
台頭する爬虫類ー空
衰退する単弓類
三畳紀末大量絶滅事件
コラム:移動する大陸
第2章:隆盛の時代
恐竜時代がやってきた
旧時代の生き残り
海、そして、水際世界を支配する爬虫類たち
爬虫類だけじゃない。海の名脇役たち
空を制した翼竜たち
本格的な恐竜時代が始まった
そして、始祖鳥
哺乳類の胎動が始まる
花が咲き始めた?
コラム:極圏の恐竜たち
第3章:大繁栄の時代
繁栄は続く
恐竜全盛期
最大級の獣脚類をめぐるアツい議論
王者への道、そして、王者
強者は恐竜だけにあらず
海の住人たち
日本を代表する長い首
ヘビの登場
海の王者とその仲間たち
カメとサメ
そして、終わりがやってきた
5度の生物大量絶滅のうち、「三畳紀末」と「白亜紀末」を経験したが、恐竜たちは絶滅したとも、新生代まで生き残ったとも議論が尽きない。
知れば知るほど奥が深く、興味が尽きない恐竜たちだ。